女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は16日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)は第31シードで18歳の
B・ベンチッチ(スイス)に4-6, 4-6のストレートで4回戦進出を逃した。
両者は昨シーズンに1度だけ対戦しており、その時はウォズニアキがダブルベーグルで下していたが、今回は敗れて対戦成績は1勝1敗となった。
この試合、ウォズニアキは8度のダブルフォルトを犯し、ベンチッチに第1セットで2度、第2セットで1度ブレークを許して1時間40分で敗れることとなった。
過去同大会でウォズニアキは、2011年の決勝で
M・バルトリ(フランス)を下して大会初のタイトル獲得を果たしており、2010・2013年には2度の準優勝を果たしている。昨年は4回戦で
J・ヤンコビッチ(セルビア)に敗れ、ベスト8進出を前に姿を消した。
《昨年同大会の記事はこちら》先日行われたBMWマレーシア・オープンでは、決勝で
A・ドゥルゲル(ルーマニア)を逆転で下し、今季初優勝でキャリア23度目のタイトル獲得を果たしたが、今回はベンチッチに敗れて4回戦進出を逃した。
《ウォズニアキ 今季初、23度目V》一方、勝利したベンチッチは、2014年の全米オープンではトップ10選手を破る活躍を見せベスト8に入るなど、同年11月には自己最高位の32位までランキングを上げた。また、それらの活躍が認められ昨年末にはWTAアワードの年間最優秀新人賞を受賞した。
ベンチッチは4回戦で第18シードのヤンコビッチと対戦する。
また、同日に行われたシングルス3回戦では、第5シードの
A・イバノビッチ(セルビア)が21歳で第25シードの
C・ガルシア(フランス)に2-6, 7-5, 2-6のフルセットで敗れた。
第6シードの
E・ブシャール(カナダ)は、第30シードの
C・バンデウェイ(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで下して4回戦進出を決めた。
今大会は18歳のベンチッチ、21歳のガルシア、21歳の
S・スティーブンス(アメリカ)ら若手がシード勢を破る活躍が見られ、今後の勝ち上がりにも期待がかかる。
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