女子テニスツアーのBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード、賞金総額25万ドル、優勝賞金4万3千ドル)は8日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が世界ランク94位の
A・ドゥルゲル(ルーマニア)を4-6, 6-2, 6-1の逆転で下し、今季初優勝を飾った。
ウォズニアキはこの試合、第1セットは2度のブレークを許し落とすが、その後はブレークチャンスを与えること無く、第2、第3セットのサービスゲームではそれぞれわずか3ポイントしか落とさない完璧なサービスゲームを展開し1時間50分で勝利した。
両者は3度目の対戦で、ウォズニアキはドゥルゲルに3勝0敗とした。
過去同大会でウォズニアキは、2013年に1度だけ出場するも、1回戦で予選勝ち上がりの
ワン・チャン(中国)(中国)に敗れて初戦敗退を喫していたが、今大会では1回戦で予選勝ち上がりのY・ワン(中国)、2回戦でL・ズー(中国)、準々決勝で
C・ウィットフェフト(ドイツ)、準決勝で主催者推薦枠で出場の
シェ・シュウェイ(台湾)、決勝でドゥルゲルを下し優勝した。
ウォズニアキは今季、ASBクラシックで準優勝、先日行われたカタール・オープンではベスト8とし今季初優勝、キャリア23度目の優勝を果たした。
敗れたドゥルゲルは現在25歳、世界ランキングは94位。自己最高位は2011年に記録した26位が最高としている。2010年5月にポーランドのワルシャワで行われた大会で2連覇を果たして以来の優勝を狙ったが惜しくも準優勝に終わった。
同大会、日本勢の結果は第6シードの
奈良くるみ(日本)がベスト8、
江口実沙(日本)が2回戦進出、
土居美咲(日本)と予選勝ち上がりの
波形純理(日本)は1回戦敗退としている。
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