女子テニスツアーのBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード、賞金総額25万ドル、優勝賞金4万3千ドル)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
奈良くるみ(日本)が第4シードの
J・ガイドソバ(オーストラリア)に4-6, 6-3, 4-6で敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。
この試合、第1セットでは第1ゲームからガイドソバにブレークされ、リードを許した奈良くるみだが、ここから巻き返してゲームカウント3-3とする。しかし、その直後にブレークを許した奈良くるみが第1セットを落とした。
ここで雨が降ったため、一時中断。
試合が再開した第2セットは、奈良くるみが得意のフットワークでガイドソバの角度あるショットを懸命に拾う粘りを見せ、ガイドソバは凡ミスが増えて第2セットを奈良くるみが取り返した。
第3セットでは、両者サービスキープの中、第8ゲームでブレークされるが、奈良くるみがマッチポイントをしのいでブレークバックに成功する。しかし、最終ゲームとなった第10ゲームで奈良くるみのバックハンドがアウト。最後にブレークを許してしまい1時間58分で敗れた。
過去同大会で奈良くるみは、2011年と2012年に初戦突破を果たすも2回戦で敗退、2013年は1回戦で
シェ・シュウェイ(台湾)に敗れて姿を消した。
今回は1回戦で
S・ボーゲル(スイス)、2回戦では予選勝者の
M・リネッタ(ポーランド)を3時間13分の長期戦の末に下してベスト8進出を決めた。
《奈良くるみ 3時間戦制し8強》しかし、準々決勝ではガイドソバにフルセットの末に敗れて大会初のベスト4進出とはならなかった。
勝利したガイドソバは、準決勝で
A・ドゥルゲル(ルーマニア)と対戦する。
■関連ニュース■
・奈良 2回戦でリベンジなるか・江口 実沙 2度目のベスト8逃す・土居 2年ぶり出場も初戦敗退
■最新ニュース■
・複にヒューイット 単は若手起用・錦織 デ杯初戦は62位と対決・ジョコビッチ 気鋭の18歳警戒
■最新動画■
・ジョコビッチが世界王者の意地を見せる・全豪で4強入りしたドディグ/メロ組特集