男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は16日、シングルス3回戦が行われ、第8シードの
D・フェレール(スペイン)が第32シードの
B・トミック(オーストラリア)に5-7, 4-6のストレートで敗れ、4回戦進出を逃した。
両者は今回が4度目の対戦となり、フェレールとトミックの対戦成績は3勝1敗となった。
この試合、第1セットの第1ゲームからブレークされたフェレールは、第4ゲームでブレークバックに成功。この後両者ブレーク合戦となり、第11ゲームで3度目のブレークを許したフェレールが第1セットを落とす。
第2セットでは、第6ゲームで先にブレークに成功したのはフェレールだが、その後すぐブレークを許してしまい、最後はトミックにバックボレーを決められて敗れた。
過去同大会でフェレールは、2007年の準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト8進出を決めたのが最高成績となっており、最後に出場した2013年は初戦となる2回戦で
K・アンダーソン(南アフリカ)に逆転を許して姿を消した。
今シーズンは4大会に出場しており、そのうち3大会で優勝を果たす好調のフェレール。今季唯一敗れた試合は、全豪オープン4回戦での
錦織圭(日本)との試合だったが、今回は22歳のトミックに敗れることとなった。
一方、勝利した世界ランク35位のトミックは、2012年6月に自己最高位となる27位を記録。今大会は初戦となる2回戦で予選勝ち上がりの
B・コリッチ(クロアチア)を下してフェレールとの3回戦に駒を進め、大会初の4回戦進出を決めた。
また、同じオーストラリア勢では、19歳の
N・キリオス(オーストラリア)が2回戦で第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に接戦の末に敗れたが、主催者推薦枠で出場の18歳
T・コキナキス(オーストラリア)が元世界ランク10位の
J・モナコ(アルゼンチン)をフルセットの末に下してマスターズ初の4回戦進出を果たした。
《コキナキス 元10位破り初4回戦》4回戦でトミックは、同胞で快進撃を続けるコキナキスと対戦する。
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