男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額7,107,445ドル)は12日、シングルス1回戦が行われ、予選勝ち上がりの
B・コリッチ(クロアチア)が世界ランク56位の
A・ハイデル=マウアー(オーストリア)を6-4, 6-4のストレートで下し、マスターズ初の2回戦進出を決めた。
この試合、コリッチはファーストサービスが入った時85パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ハイデル=マウアーに試合通じて2度のブレークチャンスを与えるがここをしのぐ。
コリッチは第1セット第7ゲームで先にブレークに成功する。
このゲームを終え、ハイデル=マウアーは左足の痛みかメディカル・タイムアウトを要求し、その後の試合を続けた。
その後コリッチはサービスキープを続け第1セットを先取、第2セットも第3ゲーム、1度のチャンスでブレークに成功し、1時間26分で勝利した。
両者は初対戦で勝利したコリッチは2回戦で第32シードの
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。
18歳のコリッチは、現在男子世界ランクのトップ100位内での最年少で、昨年10月のスイスはバーゼルで行われたスイス・インドア大会で、
R・ナダル(スペイン)を下してベスト4入りを果たし、先日行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子では、準々決勝で
A・マレー(英国)を破って自身2度目となるATPツアーベスト4進出を決めた。
《コリッチ マレー撃破》同日行われたシングルス1回戦では同じく18歳、今大会主催者推薦で出場の
T・コキナキス(オーストラリア)が同ランク73位の
J・シュトルフ(ドイツ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、第23シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)の待つ2回戦に進んだ。
コキナキスは現在同ランク124位。今年の全豪オープンで同ランク15位の
E・ガルビス(ラトビア)をフルセットの末に下し金星を上げ、先日行われたデビスカップのメンバーとしてチェコと対戦。アウェーのオーストラリアはコキナキスをシングルスに起用し同ランク30位の
L・ロソル(チェコ共和国)に2セットダウンから逆転勝利を収め、チームの勝利に貢献した。
《コキナキスvsロソル デビスカップ》BNPパリバ・オープン男子には19歳の
N・キリオス(オーストラリア)も出場しており、13日に行われるシングルス1回戦で主催者推薦で出場の
D・クドラ(アメリカ)と対戦し、スタジアム1の最終試合に組まれている。
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