男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、賞金総額2,503,810ドル、優勝賞金505,000ドル)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)がラッキールーザーの18歳
B・コリッチ(クロアチア)の前に1-6, 3-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
1月に行われた全豪オープンでは、決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に惜しくも敗れはしたものの決勝進出を果たしていたマレーだったが、この日は55本ものイージーミスを犯し、18歳のコリッチにわずか15本しかウィナーを決められず、放ったショットもネットやアウトするばかりだった。
《マレー準優勝の記事はこちら》「試合の序盤から体のキレが悪かったけど、第2セットに入って少しは良くなり始めてプレーも良くなっていったんだ。でも、確かに良い形で試合を始められなかった。」とマレーは自身のプレーを振り返った。
勝利した世界ランク84位のコリッチは、現在男子世界ランクのトップ100位内での最年少である。
コリッチはこの日、マレーに1度もブレークポイントさえ与えず、これで自身2度目となるATPツアーでの準決勝進出を決めた。コリッチが初めてATPツアーの準決勝進出を果たしたのは、昨年10月のスイスはバーゼルで行われたスイス・インドア大会で、
R・ナダル(スペイン)を下してベスト4入りしていた。
《ナダル撃破の記事はこちら》マレーは「彼(コリッチ )はほとんどミスをしなかった。安定したプレーをしていて、動きも良かった。自分はと言うと試合の開始直後から終わるまで、終始ミスを連発してしまった。」とコリッチのプレーを称賛していた。マレーはこれがコリッチと2度目の対戦だったが、前回は2013年のデビスカップで、その時はマレーが勝利していた。
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