男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額7,107,445ドル)は12日、シングルス1回戦が行われ、約1年半ぶりに大会出場する元世界ランク7位の
M・フィッシュ(アメリカ)は主催者推薦で出場の
R・ハリソン(アメリカ)に4-6, 6-4, 6-7 (3-7)で敗れ、復帰勝利を上げることは出来なかった。
《元世界7位フィッシュが復帰》第2セットで追いついたフィッシュはファイナルセット第10ゲームでマッチポイントが訪れるが、ハリソンのサービスを破ることができずタイブレークに突入する。
タイブレークに入るとハリソンに先にミニブレークを許し2-3とリードを許す。終盤でフィッシュはこの試合9度目のダブルフォルトを犯し3-6とハリソンにマッチポイントを与えると、最後はハリソンが放ったボールのインの判定に対しフィッシュはチャレンジを要求するも判定は変わらず、2時間36分でフィッシュが敗れた。
両者は4度目の対戦となりフィッシュはハリソンに3勝1敗とした。
同大会初出場の2010年から6年連続2回戦進出を決めたハリソンが次に対戦するのは第5シードの
錦織圭(日本)。
世界ランク110位のハリソンと錦織は2度目の対戦となり、2月に行われたメンフィス・オープン2回戦でハリソンは第1セットを先取する健闘を見せたが逆転で敗れている。
《錦織 vs ハリソン メンフィス・オープン2回戦》
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