テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は21日、女子ダブルス1回戦が行われ、第15シードの
クルム伊達公子(日本)/
C・デラクア(オーストラリア)組が
S・ペン(中国)/ Y・シュ(中国)組を4-6, 7-5, 7-6 (7-5)の逆転で下し、2年ぶり2回戦進出を決めた。
この試合、第1セットでは先にブレークに成功しリードするも追いつかれ、2度目のブレークを許し先取される。
第2セットでは5ゲーム連取されたところから、7ゲーム連続で取り返し第2セットを取ると、第3セットでは第3ゲーム、アドバンテージサイドのクルム伊達はなかなかブレークすることができなかったが、デラクアの強烈なストロークでポイントを取り、5度目のブレークチャンスの末にクルム伊達が強烈なフォアハンドのリターンを決め先にブレークに成功する。
その後、両者2度のブレークで試合は進み、第12ゲームではペン/ シュ組にマッチポイントを3度握られるもしのぎキープし、タイブレークに突入する。
タイブレークではクルム伊達/ デラクア組が5ポイント連取する。その後は追いつかれるもなんとか7-5で振り切り、2時間27分で勝利した。
クルム伊達は全豪オープンダブルスの最高成績は1992年に記録したベスト8進出が最高としている。
また昨日行われたシングルスでは1回戦敗退としている。
対戦相手のペンは昨年まで
シェ・シュウェイ(台湾)と組み、全仏オープン優勝やツアー・ファイナルズ準優勝など果たしていたがコンビを解消しシュと組んでいる。
一方シュウェイは
S・ミルザ(インド)と組んでおり、ミルザは昨年まで
C・ブラック(ジンバブエ)と組んでいたが、ブラックは一戦を退いている。
勝利したクルム伊達/ デラクア組は2回戦で
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン)/
M・トッロ=フロール(スペイン)組と
T・バシンスキー(スイス)/
Y・ベイゲルジメール(ウクライナ)組の勝者と対戦する。
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