テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は20日、男子シングルス1回戦が行われ、第17シードの
G・モンフィス(フランス)が同胞で主催者推薦枠で出場の
L・プイユ(フランス)を6-7 (3-7), 3-6, 6-4, 6-1, 6-4の2セットダウンからの大逆転勝利をおさめ、2回戦進出を果たした。
この試合、第1セットは両者サービスキープでタイブレークとなり、モンフィスがタイブレークを3-7で落とし、第2セットはプイユに1度ブレークを許して2セット連取される。
2セットダウンとなるも、モンフィスはここから調子を上げていき、第3セットを取り返す。勢いをつけたモンフィスは、第4セットでスーパープレーを連発して会場を盛り上げ、このセットをゲームカウント6-1で取ってファイナルセット持ち込む。
ファイナルセットでは、ゲームカウント0-3とプイユにリードを許したモンフィスだが、プイユのミスが連発してここから3ゲーム連取して追いつく。そして最後はプイユをサービスで圧倒し、2時間47分でモンフィスが2セットダウンからの大逆転勝利をおさめた。
2回戦でモンフィスは、
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)と対戦する。
元世界ランク7位のモンフィスは、過去同大会で2009年に
N・アルマグロ(スペイン)を下して4回戦進出したのが最高成績となっており、昨年は3回戦で
R・ナダル(スペイン)に敗れて4回戦進出とはならなかった。
《昨年同大会の記事はこちら》モンフィスは今シーズン、先日行われたハイネケン・オープンに出場予定だったが、個人的な問題を理由にして欠場となっており、この試合がモンフィスにとって今季初の試合となった。
《モンフィス欠場の記事はこちら》一方、敗れたプイユは、先日行われたハイネケン・オープンの予選に出場、予選3試合を勝ち抜き本戦出場を決めた。本戦では準決勝で
A・マンナリノ(フランス)に敗れるもベスト4進出を果たした。
過去同大会では、昨年も主催者推薦枠で出場するも1回戦で
D・ラヨビッチ(セルビア)に敗れて2回戦進出を逃しており、今回も同胞のモンフィスに敗れて2回戦進出とはならなかった。
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