テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は20日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が予選勝ち上がりの
A・ベデネ(スロベニア)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下し、順当に2回戦進出を決めた。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に84パーセントと高い確率でポイントを獲得、ベデネに3度のブレークチャンスを与えるも、それをすべてしのいだ。さらに、試合を通して30本のウィナーを決めたジョコビッチが、1時間49分で勝利をおさめた。
2回戦でジョコビッチは、
A・クズネツォフ(ロシア)とA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)の勝者と対戦する。
世界ランク1位のジョコビッチは、過去同大会で2008年に初優勝を飾り、2011・2012・2013年には3連覇を達成している。
《ジョコビッチ 3連覇の記事はこちら》昨年は準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に6-2, 4-6, 2-6, 6-3, 7-9と4時間の大接戦の末に敗れ、オープン化以降初となる4連覇を阻まれた。今回は大会5度目の優勝とグランドスラム8勝目を狙う。
《昨年同大会の記事はこちら》また、今シーズンは先日行われたカタール・エクソンモービル・オープンに出場し、準々決勝でビッグサーバーの
I・カルロビッチ(クロアチア)に逆転を許して敗れ、ベスト4進出を逃した。
一方、ジョコビッチに敗れたベデネは、先日行われたチェンナイ・オープンに予選を勝ち上がり出場。本戦では
F・ロペス(スペイン)、
G・ガルシア=ロペス(スペイン)、
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らを破る快進撃でATPツアー初の決勝進出を果たし、決勝では世界ランク4位のワウリンカに敗れるも準優勝を飾る活躍を見せた。
しかし、今回は予選を勝ち抜き本戦に出場するも、世界王者ジョコビッチに敗れることとなった。
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