男子テニスで19日から開幕する全豪オープンに第1シードとして出場する
N・ジョコビッチ(セルビア)は、インフルエンザを克服して大会に臨む。
「タフな数日だったが今となっては過ぎたことです。ちょっとした風邪からインフルエンザになり、胃を悪くしました。おそらく中東辺りで体調を崩したのだと思います。」と18日に行った会見でコメントしている。
17日に予定されていた練習のキャンセルを余儀なくされたジョコビッチはウイルスを拾ったと話しており、今月3日、アブダビで行われたムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップで決勝に進むも熱を出し棄権を申し入れており、8日に行われたカタール・エクソンモービル・オープンでは準々決勝で敗れている。
ジョコビッチは18日の午後に練習を行い、コーチの
Bo・ベッカー(ドイツ)が見守る中でしっかり動きボールを強く打っていた。
全豪オープン4度の優勝を誇るジョコビッチは20日に1回戦を行い、予選勝者の
A・ベデネ(スロベニア)と対戦する。
ジョコビッチは今大会、第1シードのためトップハーフにおり、第2シードの
R・フェデラー(スイス)や第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第6シードの
A・マレー(英国)らとは決勝まで当たらず、トップハーフには昨年の全豪オープン覇者の
S・ワウリンカ(スイス)、昨年の全米オープン準決勝で敗れた
錦織圭(日本)、ビッグサーバーの
M・ラオニチ(カナダ)らがいる。
ジョコビッチは昨シーズン、いくつかのマイルストーンを打ち立てた。
ウィンブルドンで2度目の優勝を果たし、ツアー7勝をあげ、4年間で3度目のシーズンを1位で終える年間王者に輝いた。
《ジョコビッチ ウィンブルドン優勝》《ジョコビッチ 年間王者が確定》ウィンブルドン決勝でフェデラーを下した4日後には長年のガールフレンドだったエレナ・リスティッチと結婚し、10月には待望の第1子、ステファン君が誕生し公私充実した1年を過ごした。
《ジョコビッチ結婚 挙式上げる》《ジョコビッチ夫妻に第一子誕生》
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