テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は20日、男子シングルス1回戦が行われ、 第5シードの
錦織圭(日本)が元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)を6-4, 7-6 (7-1), 6-2のストレートで下し、全豪オープン初制覇に向け初戦を突破した。
試合を終え、WOWOWのスタジオに登場した錦織はアルマグロとの1回戦を振り返り、「タフなマッチになると思い準備していました。それでも3セットで勝てたことは非常に嬉しいです。彼(アルマグロ)は怪我をしていたのですが、シードでもおかしくない選手なのでやりにくさはありました。」
松岡修造(日本)氏による質問で、アルマグロが最初から相手はハードヒットしてきたことに対しどうでしたか?
「(相手が)速い展開で、リターンも良かったです。どこからでも鋭い球を打てる選手なので出だしはなかなか自分のテニスができなかったです。」
「1回戦で普通対戦しない選手なので、それがプレッシャーになっていました。簡単な試合ではないのでしっかり集中してできました。」
-Q.アルマグロに主導権を握られていたがどうでしたか?
「初めから攻められていたので、自分から打っていくのが難しかったです。その分ディフェンスが良かったので今できるテニスで勝つことを目指していました。」
-Q.ベースラインよりも後ろで守りながらも攻めることが出来たことが素晴らしかったと思います。
「彼の球が深く、打って行けなかったのでディフェンスをしっかりしてチャンスを狙っていました。」
-Q.試合中、危ないなと思いませんでしたか?
「2セット目まで先にブレークされて余裕がありませんでしたが、3セット目は余裕を持って自分から打って行けました。」
スタジオからの質問で、世界中から注目が集まりますがいつもと雰囲気は違いましたか?
「そんなにないです。なるべく考えないようにしています。簡単に優勝できるとも思っていないですし、1回戦ずつ目の前の試合に集中します。」
-Q.オーストラリアファンからも愛されていますね?
「徐々に知名度が上がってきているのが自分でも感じます。特にオーストラリアは(観客が)温かく、陽気な応援もあるので海外の方に応援してもらえるのは素直に嬉しいです。」
-Q.次は
I・ドディグ(クロアチア)か
J・ソウザ(ブラジル)と対戦しますがどちらと対戦したいですか?
「たぶんドディグが勝ち上がってくると思います。サーブがとても良いのとアグレッシブなプレーが多く、ダブルスが強くネットプレーが上手いので嫌な相手になると思います。」
-Q.伸ばしているヒゲはこだわりですか?
「こだわりは無いです。ただ怠けているだけです。」と答え、スタジオを笑わせた。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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