男子テニスの上位8選手によって争われる今季の最終戦、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル)は14日、グループAの予選ラウンドロビン3試合目が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-2, 6-2のストレートで下し、グループAでの成績を3勝0敗で予選を1位突破。準決勝で第4シードでグループBの2位で予選突破を決めた
錦織圭(日本)と対戦することが決まった。
ジョコビッチはグループAで、1セットも落とさない好調で予選を1位で突破した。過去同大会では2012年と2013年に2連覇を達成しており、今回は3連覇を狙う。
また、今回ベルディヒに勝利したことにより、ジョコビッチは今季をランキング1位で終えることが確定。ジョコビッチは、これまで2011年と2012年のシーズンを世界ランク1位で終えている。
一方、グループBの錦織は、今大会にアジア勢男子初となる出場を果たし、予選では
R・フェデラー(スイス)に敗れるも
A・マレー(英国)、
M・ラオニチ(カナダ)の棄権で急遽選手変更となった
D・フェレール(スペイン)を下して2勝1敗とし、初出場で予選を2位で突破。15日に行われる準決勝でジョコビッチと対戦する。
《錦織vsフェレールの記事はこちら》両者は、過去に4度対戦しており、対戦成績は2勝2敗となっている。今年の全米オープンでは錦織が王者ジョコビッチを圧倒し、グランドスラム初の決勝進出を決めた。しかし、先日行われたBNPパリバ・マスターズ準決勝では、錦織がジョコビッチにリベンジを許し、大会初の決勝進出とはならなかった。
《錦織vsジョコビッチの記事はこちら》錦織とジョコビッチの準決勝は、日本時間15日23時(現地時間15日14時)以降開始予定の第2試合か、日本時間16日5時(現地時間15日20時)以降開始予定の第4試合に組まれる。
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