男子テニスの上位8選手によって争われる今季の最終戦、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル)は13日、グループBの予選ラウンドロビン3試合目が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第5シードの
A・マレー(英国)を6-0, 6-1のストレートで下し、3勝目を上げ準決勝進出を決めた。
両者は23度目の対戦となり、フェデラーはマレーに12勝11敗とした。
この試合、フェデラーがマレーを終始圧倒し、11ゲーム連取しわずか56分で勝利した。
フェデラーはファーストサービスの確率が39パーセントと低いが、ファーストサービスが入った14度全てでポイントを獲得し、5度のブレークに成功した。
マレーはストレートで勝利した場合、準決勝進出となったが第1セットを落とした段階で
錦織圭(日本)の準決勝進出が決まった。
グループBの予選ラウンドロビンの結果はフェデラーが3勝、錦織が2勝1敗、マレーが1勝2敗、
M・ラオニチ(カナダ)が2敗、
D・フェレール(スペイン)が1敗となった。
フェレールはラオニチの試合直前の棄権により、急遽錦織と対戦することとなった。
今大会グループAには
N・ジョコビッチ(セルビア)、
S・ワウリンカ(スイス)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
M・チリッチ(クロアチア)がおり、グループBにはR・フェデラー、錦織圭、A・マレー、M・ラオニチが出場している。
予選ラウンドロビンを1勝する度に200ポイントが付与され、各グループの上位2名が準決勝に進出することができ、決勝に進出するとさらに400ポイント、優勝するとさらに500ポイントが付与され、全勝優勝の場合1500ポイント付与される。
また今大会の賞金は出場者に15万5千ドル(約1736万円)、予選ラウンドロビン1勝につき15万5千ドル(約1736万円)、全勝優勝した場合207万5千ドル(約2億3千万円)が与えられる。
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