男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、賞金総額約191万ユーロ/優勝賞金約35万ユーロ)は25日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が第8シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (10-8), 3-6, 6-3のフルセットで下し、9年連続決勝進出を決めた。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時85パーセントの確率でポイントを獲得し、カルロビッチに33度のサービスエースを決められるも第1セットはタイブレーク制し、第3セットで1度のブレークに成功して1時間42分で勝利した。
両者は13度目の対戦となり、フェデラーはカルロビッチに12勝1敗とし、2008年に行われたW&Sマスターズで敗れた以外は全勝としている。
フェデラーは「信じられないほど嬉しいよ、明日もまたいい試合をして決勝を楽しむよ。」とコメントし、「彼のサーブは今までになくベストだった。第3セットでもブレークできるとは思えなかったけど、ブレーク出来て嬉しく思うよ。それがホームで出来てとても嬉しいね。」と話している。
勝利したフェデラーは決勝で主催者推薦で出場を決めた17歳、B・コリッチを6-4, 3-6, 6-3で下した第7シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
フェデラーとゴファンは2012年全仏オープン4回戦で対戦した時以来の対戦となり、その時フェデラーは苦戦するも逆転で勝利している。
《フェデラーvsゴファン 全仏オープン4回戦》フェデラーは同大会9年連続、11度目の決勝進出となり、2012・2013年はいずれも
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れ準優勝としており、3年ぶり6度目の優勝を狙う。
最後に優勝した2011年は決勝で
錦織圭(日本)を下し優勝している。
《フェデラーvs錦織 スイス・インドア決勝》
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