男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、賞金総額約191万ユーロ/優勝賞金約35万ユーロ)は22日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を6-2, 6-1のストレートで下し、大会3年ぶり6度目の優勝へ向けて好スタートを切った。
両者は今回が5度目の対戦となり、フェデラーはミュラーとの対戦成績を5勝0敗とリードを広げた。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時に95パーセントと高い確率でポイントを獲得した。第2セットでは、ファーストサービスが入った9本を全てポイントにつなげ、ミュラーに1度もブレークチャンスを与えない完璧なサービスゲームを展開した。
さらに、第1・第2セットで2度ずつブレークに成功したフェデラーが、46分で圧勝した。
2回戦でフェデラーは、
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)を下した
D・イストミン(ウズベキスタン)と対戦する。
過去同大会でフェデラーは、2006・2007・2008年の3連覇、2010・2011年に2連覇と合わせて5度の優勝を誇っている。
2012・2013年の決勝では、いずれも
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れて準優勝に終わった。今回は、大会3年ぶり6度目の優勝を狙う。
《昨年同大会の記事はこちら》元王者フェデラーは、先日行われた上海マスターズ決勝で
G・シモン(フランス)と対戦し、2度のタイブレークを制して大会初優勝を果たした。大会後に発表された世界ランキングでは、約17ヶ月ぶりの2位に返り咲いた。
《フェデラー優勝の記事はこちら》
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