男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、賞金総額約191万ユーロ/優勝賞金約35万ユーロ)に出場している
R・ナダル(スペイン)が、11月3日に虫垂炎の手術を受ける事を決断し、11月9日から行われるATPワールドツアー・ファイナルを欠場することを発表。そのため、残りの出場枠が4枠に増えた。
《ナダル欠場の記事はこちら》現段階で出場が決まっているのは、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)、ナダル、
S・ワウリンカ(スイス)、
M・チリッチ(クロアチア)の5選手となっていたが、ナダルが欠場となったため、1枠出場枠が増えることとなった。
最終戦ランク5位に位置付けている
錦織圭(日本)は、まだ最終戦出場は確定していないが、今回出場枠が増えたことにより、日本人初の最終戦出場の可能性がさらに高まった。
当初バレンシア・オープンに出場予定だった錦織は欠場となったが、27日から行われるBNPパリバ・マスターズには第6シードとして出場する。
《錦織は第6シード 最終戦決めるか》現在行われているバレンシア・オープンに勝ち残っている最終戦ランク8位の
A・マレー(英国)、9位の
D・フェレール(スペイン)もまだ最終戦出場が確定していないが、錦織同様、出場の可能性が高まった。
また、スイス・インドアに出場している最終戦ランク10位の
M・ラオニチ(カナダ)、11位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)はベスト4進出を前に姿を消したが、27日から行われるBNPパリバ・マスターズでの活躍によっては、出場の可能性は十分にある。
《ラオニチ敗退の記事はこちら》
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