男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、賞金総額約191万ユーロ/優勝賞金約35万ユーロ)は24日、シングルス準々決勝が行われ、大会3年ぶり6度目の優勝を狙う第1シードの
R・フェデラー(スイス)が第5シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (7-4), 6-2のストレートで下し、順当にベスト4進出を決めた。
両者は今回が2度目の対戦となり、フェデラーはディミトロフとの対戦成績を2勝0敗とした。
両者は昨年同大会の準々決勝で初めて対戦し、その時もフェデラーが勝利した。今回はディミトロフにとって昨年のリベンジとなったが、今回も敗れることとなった。
《昨年同大会の記事はこちら》この試合、フェデラーは10本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ディミトロフに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開。さらに、ディミトロフのサービスゲームを第2セットで2度ブレークに成功して1時間29分で勝利をものにした。
準決勝でフェデラーは、第8シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
フェデラーは過去同大会で2006・2007・2008年の3連覇、2010・2011年の2連覇を果たし、合わせて5度の優勝を飾っており、2012・2013年の決勝では、いずれも
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れて準優勝。今回は、大会3年ぶり6度目の優勝を狙う。
一方、敗れたディミトロフは、先日行われたイフ・ストックホルム・オープン決勝で、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れて2連覇達成とはならなかった。
《ディミトロフ準優勝の記事はこちら》過去同大会では、2012・2013年にベスト8進出を果たしており、今回は大会初のベスト4進出を狙うも、昨年同様フェデラーに敗れて3年連続のベスト8に終わった。
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