男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、賞金総額約191万ユーロ/優勝賞金約35万ユーロ)は23日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が
D・イストミン(ウズベキスタン)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、9年連続準々決勝進出を決めた。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時91パーセントと非常に高い確率でポイントを獲得し、イストミンに第1セット第6ゲームでバックハンドのアングルショットを決められ1度ブレークを許すも、第2・第3セットで1度ずつブレークに成功し1時間48分で勝利した。
両者は6度目の対戦となり、フェデラーはイストミンに6戦全勝とし、昨年の同大会2回戦で対戦しており、1年ぶりの対決を制した。
昨年の対戦でもフェデラーはイストミンに逆転勝ちをしていた。
勝利したフェデラーは準々決勝で
V・ポスピシル(カナダ)を6-2, 6-2で下した第5シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
両者は2度目の対戦となり、前回の対戦は昨年の同大会準々決勝となり、イストミンに続き昨年と同じ対戦相手となる。
昨年の対戦ではフェデラーがストレートでディミトロフを下している。
《フェデラーvsディミトロフ スイス・インドア準々決勝》地元優勝を狙うフェデラーは過去同大会で2006・2007・2008年の3連覇、2010・2011年に2連覇と合わせて5度の優勝を誇っている。
2012・2013年の決勝では、いずれも
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れて準優勝としており、3年ぶり6度目の優勝を狙う。
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