男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード、賞金総額約191万ユーロ/優勝賞金約35万ユーロ)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
M・ラオニチ(カナダ)が第7シードの
D・ゴファン(ベルギー)との同世代対決を7-6 (7-3), 3-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ラオニチは21本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得するも、ゴファンに3度のブレークを許して2時間15分で敗れることとなった。
世界ランク9位のラオニチは、先日の楽天ジャパン・オープンで3年連続の決勝進出を決めるも、決勝では
錦織圭(日本)に大接戦の末に敗れ、3年連続の準優勝に終わった。
その後は、上海マスターズ2回戦で
J・モナコ(アルゼンチン)と対戦し、第1セットのゲームカウント2-5のところで途中棄権を申し入れ、クレムリンカップ男子では初戦となる2回戦で、
R・ベランキス(リトアニア)に敗れて初戦敗退を喫しており、思い通りの成績を残せていない。
《ラオニチ敗退の記事はこちら》一方、勝利した23歳のゴファンは、8月に行われたベット・アット・ホーム・カップの決勝で、
D・ティエム(オーストリア)を下してATPツアー初の優勝を飾った。
その後は、先月のモゼール・オープン決勝で
J・ソウサ(ポルトガル)に勝利し、今季2勝目をあげた。
《ゴファン優勝の記事はこちら》準決勝でゴファンは、第2シードの
R・ナダル(スペイン)を撃破した主催者推薦枠で出場の17歳
B・コリッチ(クロアチア)と対戦する。
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