男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード、賞金総額約220万ユーロ/優勝賞金約39万ユーロ)は23日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・フェレール(スペイン)が
F・ベルダスコ(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
この試合、フェレールはファーストサービスが入った時76パーセントの確率でポイントを獲得し、ベルダスコにブレークチャンスを与えること無く、3度のブレークに成功し1時間7分で勝利した。
両者は17度目の対戦となり、フェレールはベルダスコに10勝7敗とした。
勝利したフェレールは準々決勝で第6シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)が棄権を申し入れたため、不戦勝で勝ち進んだ予選勝者の
T・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
フェレールは同大会2008年から7年連続、11度目の出場となり、2008・2010・2012年と3度優勝を果たしている。
昨年は決勝で
M・ユーズニー(ロシア)に敗れ準優勝としており、2年ぶり優勝を狙う。
また11月9日から今季の大会獲得ポイント上位8名が出場できる、ATPワールドツアー・ファイナル出場を狙うフェレールは、現在出場圏外の9位としている。
フェレールが最終戦に出場するにはバレンシア・オープン、来週行われるBNPパリバ・マスターズでの活躍が必須となる。
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