テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が子供の頃からのアイドルだった元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンが見守る中、
M・マトセビッチ(オーストラリア)を6-3, 6-4, 7-6 (7-4)のストレートで退けた。
《フェデラー1回戦の記事はこちら》フェデラーとジョーダンは共に長年ナイキをスポンサーとしており、両者は最近フェデラーの新しいシューズの開発のために顔を合わせていた。それは、1988年に大ヒットしたシューズのエアー・ジョーダンをモデルにして作られ、この日もフェデラーは白を基調にグレーのラインが入ったその新しいシューズで試合に臨んでいた。
《フェデラー シューズの記事はこちら》33歳のフェデラーは、試合前日には51歳のジョーダンを招いて食事をしており、両者が腕を組んで撮った写真をフェデラーは自身のインスタグラムにアップしていた。
「テニスの事はほとんど知らないんだ。」と語るジョーダン。「でも彼(フェデラー)は素晴らしいアスリートさ。彼がバスケットボールをちょっとしていたのは知っているよ。」と語り、フェデラーのコートでの流れるような動きに感銘していたと語っていた。
「マイケル(ジョーダン)が観客席にいてくれるなんて、本当に驚きさ。子供の頃、彼はスポーツ界のアイドルだったんだ。こうして彼がここにいてくれるのは信じられないくらい特別な事だし、彼とコラボレーション出来た事も他に例のない事。最高の気分さ。」とフェデラーは試合後に自身の気持ちを語っていた。
史上最多となる17度のグランドスラム優勝を誇るフェデラーは、今年は大会6度目の優勝を狙う。2回戦でフェデラーは
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-3, 7-6 (7-5), 6-3のストレートで下した
S・グロス(オーストラリア)と対戦する。
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