男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は18日、シングルス1回戦が行われ、予選勝ち上がりの
D・ゴファン(ベルギー)が昨年覇者で元世界ランク8位の
J・メルツァー(オーストリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦となり、ゴファンはメルツァーとの対戦成績を1勝3敗と初めてメルツァーに勝利した。
この試合、ゴファンは試合を通して8本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、メルツァーのサービスゲームを3度のブレークチャンスから2度ブレークに成功して、1時間19分で勝利をおさめた。
2回戦でゴファンは、第4シードの
L・マイェール(アルゼンチン)と対戦する。
23歳のゴファンは、先日のベット・アット・ホーム・カップ決勝で、
D・ティエム(オーストリア)を下してATPツアー初の優勝を飾った。
《ゴファン優勝の記事はこちら》また、2012年の全仏オープン予選3回戦で敗れるも、本戦で欠場者が出たために繰り上げで本戦出場となり、本戦ではラッキールーザーながら4回戦まで勝ち進む快進撃を見せた。4回戦では
R・フェデラー(スイス)に敗れるも、元王者相手に接戦を演じて注目を集めた。
一方、敗れたメルツァーは昨年同大会の決勝で
G・モンフィス(フランス)と対戦。モンフィスが途中棄権を申し入れたため、メルツァーは思わぬ形で優勝となった。今回は大会2連覇を狙うも、ゴファンに敗れた。
《昨年同大会の決勝記事はこちら》
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