男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストラリア/キッツビュール、クレー)は2日、シングルス決勝が行われ、主催者枠で出場の
D・ゴファン(ベルギー)が第5シードの
D・ティエム(オーストリア)を4-6, 6-1, 6-3の逆転で下し、ATPツアー初の優勝を飾った。
この試合、ゴファンはファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得し、ティエムのサービスゲームを4度ブレークに成功して1時間58分で優勝を手にした。
23歳のゴファンは、今大会1回戦で
K・ド=シェッパー(フランス)、2回戦で第1シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)を破り、準々決勝で
P・ロレンジ(イタリア)、準決勝で
M・ゴンサレス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がりとなった。
《ゴファンvsゴンサレスの記事はこちら》ツアー初優勝を飾ったゴファンは、2012年の全仏オープン予選3回戦で敗れるも、本戦で欠場者が出たために繰り上げとなって本戦出場。本戦ではラッキールーザーながら4回戦まで勝ち進む快進撃を見せ、4回戦では
R・フェデラー(スイス)に敗れるも、元王者相手に接戦を繰り広げて注目を集めた。
ツアーでの優勝は今回が初めてとなったが、7月に行われたチャレンジャーでは、3大会連続で優勝を飾っている。
一方、ゴファンに敗れて惜しくも準優勝となった20歳のティエムは、5月のムチュア・マドリッド・オープン男子に予選を勝ち抜いて本戦出場し、本戦2回戦では全豪覇者の
S・ワウリンカ(スイス)を下す活躍を見せた。
また、2月に行われたABNアムロ 世界テニス・トーナメント2回戦で、当時世界ランク113位だったティエムは
A・マレー(英国)と対戦し、フルセットで敗れるも接戦を演じた。
《ティエムvsマレーの記事はこちら》
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