男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストラリア/キッツビュール、クレー)は1日、シングルス準決勝が行われ、主催者枠で出場の
D・ゴファン(ベルギー)が予選勝ち上がりの
M・ゴンサレス(アルゼンチン)を5-7, 6-4, 6-3の逆転で下し、ATPツアー初の決勝進出を決めた。
この試合、ゴファンは8本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、ゴンサレスのサービスゲームを6度ブレークに成功して2時間22分の接戦の末に勝利をおさめた。
決勝でゴファンは、元世界ランク10位の
J・モナコ(アルゼンチン)を下した第5シードの
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。
23歳のゴファンは、2012年の全仏オープン予選3回戦で敗れるも、本戦で欠場者が出たために繰り上げとなって本戦に出場。本戦ではラッキールーザーながら4回戦まで勝ち進み、4回戦では元王者
R・フェデラー(スイス)に敗れるも接戦を演じて注目を集めた。
昨年8月のW&Sマスターズでは、
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも予選を勝ち上がり本戦3回戦進出を果たした。
《ゴファンの記事はこちら》また7月に行われたチャレンジャーでは、3大会連続で優勝を飾っている。
一方、ゴファンと決勝で対戦する20歳のティエムは、5月のムチュア・マドリッド・オープン男子に予選を勝ち抜いて本戦出場し、本戦2回戦では
S・ワウリンカ(スイス)を下す活躍を見せた。
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