男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は31日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)が
S・ジョンソン(アメリカ)に6-3, 6-7 (4-7), 6-7 (7-9)の逆転で敗れ、準々決勝進出を逃した。
この試合、カルロビッチは27本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に89パーセントと高い確率でポイントを獲得するも、第2・第3セットと2度のタイブレークをものにすることが出来ず、1時間59分でベスト8入りとはならなかった。
35歳のカルロビッチは、先日のキャンベル殿堂テニス選手権の決勝で、
L・ヒューイット(オーストラリア)に敗れるも準優勝を飾っており、その後行われたクラロ・オープン決勝では、
B・トミック(オーストラリア)に敗れるも、2大会連続で決勝進出を果たした。
《カルロビッチvsヒューイットの映像はこちら》また、カルロビッチは強烈なサービスを得意としているビッグサーバーで、2月に行われたPBZザグレブ・インドアでは、ATPツアーの3セットマッチにおいて歴代最高タイとなる1試合で44本のサービスエースを記録している。
《44本のサービスエースを決めた記事はこちら》カルロビッチに勝利したジョンソンは、準々決勝で第2シードの
M・ラオニチ(カナダ)と第14シードのヒューイットの勝者と対戦する。
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