男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストラリア/キッツビュール、クレー)は28日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
D・ティエム(オーストリア)が
J・ソウザ(ブラジル)を7-6 (7-4), 3-6, 7-5のフルセットで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、ティエムは9度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に62パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、ソウザのサービスゲームを5度ブレークに成功して2時間40分の接戦を制した。
2回戦でティエムは、
J・ヴェセリ(チェコ共和国)と対戦する。
20歳のティエムは、5月のムチュア・マドリッド・オープン男子に予選を勝ち抜いて本戦出場。本戦2回戦では、
S・ワウリンカ(スイス)を下す活躍を見せた。
《ワウリンカ下した記事はこちら》また、先日行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープン1回戦では、出場停止から復帰を果たした元世界ランク12位の
V・トロイキ(セルビア)に敗れて2回戦進出を逃した。
《ティエムvsトロイキの記事はこちら》ティエムと2回戦で対戦する21歳のヴェセリは、同日行われた1回戦で
J・シュトルフ(ドイツ)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がりとなった。
ティエムとヴェセリは、先日のベット・アット・ホーム・オープンでも対戦しており、期待の若手対決はティエムが勝利をものにした。
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