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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は8日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
両者は過去に41度対戦しており、今回が42度目の対戦となる。対戦成績は22勝19敗とナダルがリードしているが、ここ最近ナダルはジョコビッチに4連敗している。
ナダルがジョコビッチに最後に勝利したのは、昨年の全米オープンの決勝戦で、その後のチャイナ・オープン男子決勝、ATPワールドツアー・ファイナル決勝、ソニー・オープン男子決勝、そして先日行われたBNLイタリア国際男子決勝で対戦するも、いずれもナダルはジョコビッチに敗れている。
《両者の直近の対戦はこちら》
決勝で対戦するジョコビッチについてナダルは「ジョコビッチとの対戦は大きなチャレンジになるだろう。彼は全仏オープンのタイトルをどうしても手に入れたいはずだ。生涯グランドスラムを達成することは、大きなことだからね。」とコメントした。
さらに「とてもタフな試合を予想しているよ。最高のプレーをする必要があるし、それを目指している。」と話した。
世界ランク1位のナダルは、過去の全仏オープンで2度の4連覇、8度の優勝を飾っている。準決勝で第7シードのA・マレー(英国)に勝利したことで、全仏オープンでの成績を65勝1敗にしたナダルは、史上最多勝利記録を更新した。唯一の敗戦は2009年の4回戦にR・ソデルリング(スウェーデン)に敗れた時だった。
クレーキング・ナダルは、この大会前に既に得意としているクレーコートで3度の敗戦を喫していた。ここまでの敗戦は全仏オープンへ臨む前に過去一度も経験したことがなかった。
1度目は4月のモンテカルロ・マスターズ準々決勝で、同胞のD・フェレール(スペイン)に敗れており、2度目はバルセロナ・オープン・サバデル準々決勝で同胞のN・アルマグロ(スペイン)に初めて敗れてベスト4入りを逃していた。
《ナダル敗退の記事のこちら》
そして3度目は5月のBNLイタリア国際男子決勝で、世界ランク2位のN・ジョコビッチに敗れて準優勝となっていた。
全仏オープンで9度目の優勝と5連覇を狙うナダルと、生涯グランドスラムを狙うジョコビッチの対戦は日本時間6月8日、22時から開始する予定。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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