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男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー)が4日から11日にかけて開催され、第2シードで出場を予定していたN・ジョコビッチ(セルビア)は4日、右手首の負傷が再発したため今大会の欠場を発表した。
ジョコビッチは4月に行われたモンテカルロ・マスターズに出場の際、準決勝でR・フェデラー(スイス)に敗れベスト4としている。その時、右手首に大きくテーピングを施して試合へ臨み、満足なプレーが出来ていなかった。
《ジョコビッチ「しばらくはテニスが出来ない」<モンテカルロ・マスターズ>》
手首の具合が快調に向かってるとコメントしていたジョコビッチ、当初の予定ではムチュア・マドリッド・オープン、翌週のBNLイタリア国際、5月25日から始まる全仏オープンと出場を予定していたがBNLイタリア国際から再びツアー復帰予定となる。
ジョコビッチは「ムチュア・マドリッド・オープン出場へ向けて最善を尽くしたが、怪我が再発してしまった。今はBNLイタリア国際へ向けて治療に専念している。来年こそムチュア・マドリッド・オープンに出場できることを楽しみにしています。」とコメントしている。
今大会でジョコビッチが優勝し、R・ナダル(スペイン)が3回戦よりも前のラウンドで敗退した場合、1位奪還のチャンスでもあった。
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そして今年こそ生涯グランドスラムを狙うジョコビッチ、欠場は残念だが万全の状態で先の全仏オープンでの活躍に期待がかかる。
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