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男子テニスツアー世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)は、痛めていた右手首の診断結果が思っていたほど悪いものではなく、当初予定していたマドリッドとローマでのマスターズ1000大会に続き全仏オープンへの出場も意欲的である事を火曜日に明らかにした。
ジョコビッチは先週行われたモンテカルロ・マスターズの準決勝でR・フェデラー(スイス)にストレートで敗れた。その試合には右腕に大きくテーピングを施して臨み、試合が進むにつれて右手首を気にする仕草を見せたり、時折顔をしかめて痛みを表す表情を見せていた。
しかし、医師からの診断のもと5月5日から始まるムチュア・マドリッド・オープン男子、そしてその翌週に開催されるBNLイタリア国際男子、5月25日から始まる今季2度目のグランドスラムである全仏オープンへは予定通り出場する意向を明かしていた。
「幸いな事に怪我は当初思っていたほど悪いものではなかった。」と、ジョコビッチ本人がコメントしていた。
ジョコビッチはこれまで6回のグランドスラムでタイトルを獲得しているが、全仏オープンだけはまだ優勝がない。生涯グランドスラム達成のためには、どうしても欲しいタイトルだが、2012年は決勝で、2013年は準決勝で同大会で8回の優勝を誇るR・ナダル(スペイン)に阻まれていた。
ジョコビッチは先週の大会には前年度チャンピオンとして出場していたが、自身に起きた怪我に対して、直前のハードコートでの好成績をクレーコートでも維持するために、激しい練習をし過ぎたのかも知れないと自分の気持ちを語っていた。
ジョコビッチは先週土曜日に行われたフェデラーとの準決勝で5-7, 2-6で敗退した後のインタビューでは、手術を必要とするほどの怪我ではないとしながらも、MRIでの検査や医師の診断を受けて詳しい怪我の状態を診てもらう事を伝えていた。
ジョコビッチは「今後も回復へ向けての処置を続け、医学的な治療も出来る限り受ける」と語っていた。加えて「早い回復を目指して短い休養を取る」と明らかにしている。
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