テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ共和国戦は4日、第2試合に登場した
ダニエル太郎(日本)が世界ランク40位の
L・ロソル(チェコ共和国)に4-6, 4-6, 6-3, 6-4, 2-6の大激闘の末に敗れ、日本は通算0勝2敗と崖っぷちに追い込まれた。
この試合、ダニエル太郎はロソルのサービスゲームを5度ブレークするも、それを上回る7度のブレークを許し、さらに17本のサービスエースを決められて、3時間12分で敗れた。
第1・2セットをロソルに連取されたダニエル太郎は、第3セットから粘り強いテニスを発揮し、セットカウント2-2とする。
しかし、勝敗がかかる第5セットでは第2ゲームでブレークを許す苦しい展開を強いられる。その後も息を吹き返す事が出来なかったダニエル太郎は3時間12分で敗れた。
21歳のダニエル太郎は、今年2月のロイヤル・ガード・オープン・チリでATPツアー初のベスト8へ進出する活躍をみせた。
《21歳ダニエル太郎が第8シード下す金星、初のベスト8進出<ロイヤル・ガード・オープン・チリ>》また、同日1試合目に登場した
伊藤竜馬(日本)は、元世界ランク8位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)に接戦の末に敗れている。日本は大会1日目を通算0勝2敗で終え、チェコ共和国が日本との準々決勝の勝利に大手をかけた。
今回のデビスカップは
錦織圭(日本)とT・ベルディフの両エースが不在となっている。
チェコ共和国はデビスカップで2連覇しており、今年は3連覇を狙う。
日本とチェコ共和国戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:伊藤竜馬 ×-○ R・シュティエパネック
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 ×-○ L・ロソル
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:伊藤竜馬/
内山靖崇(日本) vs R・シュティエパネック/
J・ヴェセリ(チェコ共和国)【大会3日目】
・シングルス第1試合:伊藤竜馬 vs L・ロソル
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 vs R・シュティエパネック
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