テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ共和国戦は4日、第1試合に登場した
伊藤竜馬(日本)が元世界ランク8位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)に7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 1-6, 5-7の大接戦の末に敗れ、日本は0勝1敗とした。
この試合、伊藤竜馬はシュティエパネックのサービスゲームを3度ブレークするも、それを上回る6度のブレークを許した。また、18本のサービスエースを決められ、3時間53分で敗れた。
第1セット、序盤はシュティエパネックに押されるゲームとなったが、伊藤竜馬は徐々にペースを掴み、最後はドロップショットを拾い、ボレーを決めてタイブレークの7-5で第1セット先取した。
勢いにのった伊藤竜馬は、続く第2セットも左右の鋭いコースを攻めたが、タイブレークの5-7で第2セットを落とした。
第3セットはの第3ゲームでは、シュティエパネックにサービスエースを4本連続で決められ、さらにゲームカウント0-3となった時に、伊藤竜馬はお腹の不調を訴え、テクニカルタイムアウトをとった。その後に1ゲームを取るも、このセットは1-6でシュティエパネックに連取された。
第4セットも奮闘するも、最後はゲームカウント5-7で敗れた。
両者は、過去に1度対戦しており、その時は伊藤竜馬が勝利している。
《伊藤竜馬が世界25位を撃破◇パワー・ホース世界チーム・カップ》今回の対戦により、両者の対戦成績は1勝1敗とした。
大会1日目のシングルス第2試合は、
錦織圭(日本)の代打
ダニエル太郎(日本)が登場し、世界ランク40位の
L・ロソル(チェコ共和国)と対戦する。
日本のエース錦織は、先日のソニー・オープン男子で左足の付け根を負傷してしまったため、今回のデビスカップ準々決勝は出場を辞退していた。
チェコ共和国はデビスカップで2連覇しており、今年は3連覇を狙う。
日本とチェコ共和国戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:伊藤竜馬 ×-○ R・シュティエパネック
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 vs L・ロソル
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:伊藤竜馬/
内山靖崇(日本) vs R・シュティエパネック/
J・ヴェセリ(チェコ共和国)【大会3日目】
・シングルス第1試合:伊藤竜馬 vs L・ロソル
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 vs R・シュティエパネック
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