3日、男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ戦の組み合わせ抽選会が行われた後に、日本代表による会見が行われた。
今回の対戦について植田監督は「ここにくるに至って色んなことがありまして、メンバーのノミネーションの変更や明日のシングルのオーダーについても、今までとはまた違った形のものになりました。これも含めてデビスカップであると思いますし、強豪国チェコに対して、それぞれが自分の力を引き出さないとその可能性はないと考えていました。」
「また初めて今回出る
ダニエル太郎(日本)、そして
伊藤竜馬(日本)というのはある意味大きなチャンスを得たと、彼らにとってはそのチャンスを本当に自分のものにしてほしい。」と話した。
伊藤竜馬は「こういうオーダーになって、明日僕はシングルスに出場する事になり、緊張もあるんですけど、上の選手とやれる機会はなかなかないので、本当に楽しみです。自分のプレーを思いっきり見せてどんどん攻めていきたいと思う。」とコメント。
添田豪(日本)は「個人的に出られなくなってしまった事は残念ですけど、ただ、3人でいい状態で臨んでくれる事を期待してますし、明日シングルス2人にいい試合をして勝利してくれる事を期待してます。それが出来るように精一杯支えていきたいと思っています。」
21歳の
内山靖崇(日本)は「僕は2日目のダブルスに出場する事になりました。今回もチームに1勝をもたらせるように精一杯準備して、最高なプレーが出来るように頑張りたいと思います。」
錦織の怪我により、初選出されたダニエル太郎は「僕は明日、2番目にシングルスで相手はロソルととても強い選手ですが、僕はチャレンジャーとしてとにかくやれるだけの事を100パーセントやって、チャンスがきたら絶対にとろうと思う。」
「あんまり勝つか負けるかというのは考えないで、皆と一緒に楽しみながら、勝っていきたいと思います。」とコメントした。
昨日の会見を体調不良で欠席した添田豪に、今どのような状態かという質問に「試合がまだ始まっていないので、詳しい事はまだ言えないのですが、明日以降、出れる状況まで頑張って治していきたいと思います。」と答えた。
また、伊藤竜馬にカナダ戦代表外れた時の思いと、今回ナンバーワンで出る思いを教えて下さいという質問に「カナダ戦の時は、自分が全豪の予選で負けてしまったという事で、監督と話して今回は外れると伝えられた。自分はまだランキングは全然上がってなかったのでそこで僕はある意味チャンスだと思って個人戦に出て、ポイントを稼げる事が出来た。」
「また、2回チャレンジャーで決勝までいって、段々自分のテニスも良くなってきて、そして今回選ばれる事が出来て、シングル1というところで戦わせてもらえる事になって、すごい良いチャンスだと思う。」
「相手が
R・シュティエパネック(チェコ共和国)選手で、以前対戦した事があり、以前とはサーフェスが違うので違ってくると思うんですけど、自分なりに工夫しながらやっていきたい。」と語った。
今回初めてダニエル太郎はデビスカップに出場するという事で、デビスカップへの思いはという質問に「初めての団体戦なので、ジュニアの時、団体戦に出た事がなかったので、チームでやっていくのも初めての経験ですごい今は楽しんでいて、すごい良い大会だなと思っています。」
「やはりこういう風に準々決勝、日本代表で出来るっていうのは嬉しいし、明日も試合出来るっていうのも、またプラスになるので頑張っていきたいです。」とコメントした。
また、錦織から明日の試合に向けて何かアドバイスがあれば教えて下さいという質問に対しては「特に錦織さんからは何も言われていないです。」と答えた。
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