4月4日から3日間 東京の有明コロシアムで行われる国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝でチェコ共和国と対戦する日本は2日、会見を行い、
錦織圭(日本)が出場を辞退することを発表した。
錦織は、先日のソニー・オープン男子で当時世界ランク4位の
D・フェレール(スペイン)、元王者
R・フェデラー(スイス)を破る金星をあげていたが、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する前にフェデラー戦で左足の付け根を負傷してしまい、棄権を申し入れていた。
《フェデラー撃破の錦織がジョコビッチ戦を棄権「とてもガッカリ」<ソニー・オープン男子>》今回出場を辞退した錦織は「マイアミの試合で痛めた左の股関節が、試合に出るつもりで帰ってきたんですけど、先日ドクターに診てもらい、あまりいい結果ではなかった。」と、コメント。
「今回は大きな(デビスカップの)準々決勝という舞台でしかも日本でアドバンテージもあって、とても出たい気持ちはあったのですが、怪我のことがあるので今回は出られなくなりました。」
また、今回錦織の代わりに
ダニエル太郎(日本)が選出された。
「とても残念ですけど、今回新しくダニエル君も入って、これでデビスカップでベスト4に入るっていうのを大きな目標であると思うので、今週、自分はしっかりサポートして、皆に頑張ってもらいたいです。」
また、心配される怪我について、診断結果はという質問に対して「症状の名前とかは特にないのですが、炎症という感じには近いとは思います。画像でも、MRIでも診断してもらった結果、少し異常もあったので金曜日の試合には間に合わない状況だった。」
現段階で復帰までにどれくらいかかるのかという質問に対しては「いつ復帰出来るかは自分でも全くわからない状態で、一応バルセロナを目指して、リハビリ・治療を続けてやっていきますけど、まずこのデビスカップが終わってアメリカに帰ってすぐしっかり治す事をしっかりやりたいと思います。」と、コメントした。
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