4月4日から3日間 東京の有明コロシアムで行われる国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝で日本と対戦するチェコ共和国は2日、会見を行った。
チェコ共和国のヤロシュラヴ・ナブラチル監督は「初来日にチームとして日本と来れた事を大変喜ばしく思う。勝利に向かって最善の努力をしていく。もちろんエースのT・ベルディフがいないのは痛手。けど、日本勢になんとか勝利出来るラインナップだと信じている。」と、話した。
チェコ共和国のエース ベルディフの欠場について「彼(ベルディフ)は長いシーズンを戦うにあたって、モンテカルロの大会を視野に入れている。昨年までチームに大きく貢献してくれていたから、ここは彼を除いたチームで勝利を勝ち取りたい。9月の準決勝には合流すると言っている。」
チェコ共和国のメンバーが3人になった事について「1人の選手を呼ぶより、この3人でシングルス・ダブルスの組み合わせを考えながら対戦した方がいいだろうという私の判断。初日の戦いを見て、土日の組み替えは出てくると思うが、この3人で戦い切る。」
対戦する日本のエース
錦織圭(日本)の欠場について「もちろん錦織選手がプレーするかしないかは、私たちにとってかなり違う。出ないとなれば多少プレッシャーが軽くなるという気持ちがある。しかし、それは結果が出てから対策を立てる。」
世界ランキング40位のロソルは「監督も言ったが、ベルディフがいないのは厳しい状態。私たちのチームワークはそれ以上の力を持っていると思うから、週末に向けて万全の準備をしていきたい。初めてワールドグループ準々決勝に進出した日本はとても強いという印象を持っているし、主力選手が揃っているから気を引き締めて万全の状態で臨む。」と、話した。
同67位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)は「ツアーで何度も来日している日本だけど、デビスカップでの初来日という事で気持ち的にはとても新鮮な気持ち。3連覇に向けて1つずつ積み重ねていく事が大事だと思う。この東京でなんとか3勝をあげて、チームとしてこの準々決勝を勝利したいと思う。」と、コメント。
同47位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)は「勝つために日本へ来たから、ベストを尽くして、いい戦いをしていく。」と、意気込みを話した。
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