男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は28日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
R・フェデラー(スイス)が昨年覇者で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で下して決勝進出を果たした。この勝利で、フェデラーは6度目の優勝に王手をかけると同時に、ジョコビッチの連覇を阻止した。
この試合、7本のサービスエースを決めたフェデラーは、7度のブレークチャンスから3度のブレークに成功し、1時間45分で逆転勝利した。
今回の対戦でフェデラーはジョコビッチとの対戦成績を17勝15敗とした。
今季初優勝を狙うフェデラーは、第3シードのT・ベルディフと決勝で対戦する。
ドバイ選手権で過去5度の優勝を飾っているフェデラーは、6度目の優勝を狙う。
今年に入りフェデラーはブリスベン国際男子で準優勝、全豪オープンでは11年連続のベスト4へ進出している。
一方、連覇を逃したジョコビッチは、今年の全豪オープンでオープン化以降史上初の4連覇を逃しており、今季は未だタイトル獲得に至っていない。
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