男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は27日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
R・フェデラー(スイス)がノーシードの
L・ロソル(チェコ共和国)を6-2, 6-2のストレートで下し、危なげなくベスト4進出を決めた。
《フェデラーについて「最大のチャンスはウィンブルドンだろう」》この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得。そして、ロソルのサービスゲームを11度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、最後はフォはハンドのウィナーを決めて、わずか58分で勝利した。
自身のサービスゲームである第2セットの第4ゲーム、15-30の場面でネットにつめていたフェデラーはロソルのロブに対してベースラインへ戻り、フォアハンドのウィナーを決めるスーパーショットを披露した。
今大会1回戦でもフェデラーは股抜きショットを披露し、観客を盛り上げていた。
《快勝のフェデラー、股抜きショット披露<ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子>》準決勝でフェデラーは、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
一方、フェデラーに敗れたロソルは、2012年のウィンブルドン2回戦で
R・ナダル(スペイン)をフルセットで破る大金星をあげて、世界に名を知らしめた。また、昨年のBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーではツアー初優勝をあげた。
《ナダル、ソデルリングとロソルの敗戦について違いを語る》■関連記事■
《フェデラー「気が狂うほどではなかった」、黒塗りラケットで初戦突破<全豪オープン>》《フェデラーがナダルの声の大きさにクレーム<全豪オープン>》《満足ジョコビッチ「素晴らしい選手」に快勝<ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子>》■関連動画■
《情熱溢れる元王者ヒューイット!若い頃の貴重な映像を大公開!ATP男子ツアーマガジン Vol.202》《フェデラーやサンプラスを育てたコーチが王者の共通点を明かす!ATP男子ツアーマガジン Vol.202》