男子テニスツアーのロイヤル・ガード・オープン・チリ(チリ/ビニャ・デル・マール、クレー)は4日、シングルス1回戦が行われ、21歳の
ダニエル太郎(日本)が元世界ランク21位の
T・ベルッチ(ブラジル)を6-3, 6-3のストレートで下し、ATPツアー本戦で初勝利をあげた。両者は今大会の予選3試合を勝ち抜き、本戦入りを果たしていた。
この試合、ダニエル太郎はベルッチに1ブレーク許すも、それを上回る4度のブレークに成功し、1時間30分で勝利した。
ダニエル太郎とベルッチは、今年の全豪オープンで本戦出場をかけた予選3回戦で対戦し、その時はベルッチが勝利していた。今回の対戦で両者の対戦成績は1勝1敗となった。
2回戦でダニエル太郎は、第8シードの
F・デルボニス(アルゼンチン)と対戦する。デルボニスは、昨年のベット・アット・ホーム・オープンで
R・フェデラー(スイス)を破る金星を上げる活躍をみせた。
一方、ダニエル太郎に敗れた26歳のベルッチは、世界ランキングで2010年に自己最高の21位を記録するも、近年は怪我により戦線離脱を余儀なくされており、現在は125位まで下げている。
今大会の第1シードは
F・フォニュイーニ(イタリア)、第2シードは
T・ロブレド(スペイン)、第3シードは
N・アルマグロ(スペイン)、第4シードは
M・グラノジェルス(スペイン)。この4選手は1回戦が免除されており、2回戦からの登場となる。
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