男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
R・フェデラー(スイス)が第4シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで下し、2年ぶりにベスト4進出を果たした。
この試合、世界ランク6位のフェデラーはファーストサーブが入った時に82パーセントの高い確率でポイントを獲得、さらに同5位デル=ポトロのサービスゲームで4度のブレークに成功し、1時間43分で勝利した。
試合後、フェデラーは「今日の試合には、とても満足している。第1セットは特に良かった。第2セットの序盤にブレーク出来なかったのは残念だけど、彼(デル=ポトロ)もいいプレーをしていた。」と、話した。
「今日はファイナルセットで良いスタートが切れたと思う。全体的にボールを再びいい形で打てていたし、動きも良かった。場面場面でいい決断を下す事が出来たから、今日の自分のテニスのレベルにとても満足しているよ。」
今回の対戦で、フェデラーはデル=ポトロとの対戦成績を14勝5敗とした。両者は先週のスイス・インドア決勝でも対戦し、その時はデル=ポトロが勝利していた。
フェデラーは準決勝で、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○N・ジョコビッチ(2) vs. ●
S・ワウリンカ(スイス)(7), 6-1, 6-4
●J・M・デル=ポトロ(4) vs. ○R・フェデラー(5), 3-6, 6-4, 3-6
○
R・ナダル(スペイン)(1) vs. ●
R・ガスケ(フランス)(9), 6-4, 6-1
○
D・フェレール(スペイン)(3) vs. ●T・ベルディフ(6), 4-6, 7-5, 6-3
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