男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は31日、シングルス3回戦が行われ、第5シードの
R・フェデラー(スイス)が
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
この試合、世界ランク6位のフェデラーは8本のサービスエースを放ち、ファーストサーブが入った時には85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、同23位コールシュライバーに1度もブレークを許さなかった。さらに4度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間3分で勝利した。
32歳のフェデラーは、前日に行われ2回戦で
K・アンダーソン(南アフリカ)に勝利した事により、12年連続となるATPワールドツアー・ファイナル出場の切符を獲得していた。
準々決勝でフェデラーは、
G・ディミトロフ(ブルガリア)を逆転で下した第4シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
フェデラーとデル=ポトロはこれまで18度対戦し、フェデラーが13勝5敗と勝ち越している。しかし、先週行われたスイス・インドア決勝ではデル=ポトロが勝利し、大会2連覇を達成している。
フェデラーは2011年のBNPパリバ・マスターズで優勝を飾っており、今回は大会2度目のタイトル獲得を狙っている。
一方、今季デル=ポトロはBNPパリバ・オープン男子と上海マスターズで決勝進出津するも、いずれも準優勝に終わり、未だマスターズ1000大会での優勝経験はない。
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