- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

初優勝ディミトロフ、お手本は「サンプラスやフェデラー」

男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ ストックホルム、ハード)で、ツアー初優勝を飾った22歳のG・ディミトロフ(ブルガリア)が、優勝後に男子プロテニス協会であるATPのインタビューに答えた。

決勝戦で世界ランク3位のD・フェレール(スペイン)を2-6, 6-3, 6-4の逆転で下したディミトロフは、これが今季8人目の初優勝者となると同時に、ブルガリア出身選手としても初めてのタイトル・ホルダーとなった。そして、ディミトロフは先週からロジャー・ラシード氏をコーチに招いて、初めて臨んだ大会での優勝だった。


ATP:最初のATPワールドツアーのトロフィーを掲げた気分は?

ディミトロフ:もちろん自分にとって、全く初めての事。とても冷静ではなかったし、今もそう。本当にハッピーだし、自分にとってもチームにとっても、ずっとサポートしてくれた全ての人達にとっても大きな意味がある。家族やガールフレンド、その他いつも周りにいてくれた皆にとってもね。


ATP:決勝戦後にどれくらいのメールやメッセージをもらったか?特別なものは?

ディミトロフ:最も特別なのは家族からとガールフレンド(M・シャラポワ(ロシア))からのもの。これまで30以上のメッセージをもらった。すごく嬉しい。


ATP:ブルガリア出身選手として、初めてタイトルを獲得した気持ちは?

ディミトロフ:自分自身にだけではなく、祖国にとっても大きな事。誰だって成功を収める事が出来ると証明したかった。そして、それを達成出来た。ブルガリアの人々も、この優勝の意味の大きさを理解してほしいし、テニスをしている子供達やテニス愛好家にも、もっと練習しようとする意欲につながってくれる事を願っている。


ATP:これまで40回も決勝の舞台を経験している選手(フェレール)と決勝戦で戦う事に、緊張はしていたか?

ディミトロフ:それは知らなかった。でも、今季開幕戦で初めて決勝進出した時よりは緊張しなかった。今回コートに気分良く立てた。歓迎されていたと感じたし、この大会はいつも楽しみにしている大会。自分にとって特別な大会でもある。最後のポイントはちょっと緊張したけど、最初のマッチポイントで決められて良かった。


ATP:最初の決勝戦でも、当時世界ランク3位のA・マレー(英国)と対戦だったが、その決勝戦から何か学ぶ事はあったか?

ディミトロフ:開幕戦のブリスベンで初めての決勝進出した時は、第1セットで先にリードしながらも負けてしまった。ポイントを取る事に、神経質になり過ぎてしまっていた。今回は落ち着いて試合に集中出来た。素晴らしいファイターとの対戦だったし、彼(フェレール)は気分良くプレーしていたと思う。今回の勝利は生涯忘れる事はないだろう。


ATP:ラシード氏をコーチに迎え入れて初めての大会だったが、大会へ向けて彼(ラシード)がした事は?こんなにすぐに結果が出て驚いているか?

ディミトロフ:まず最初にした事は、ジムへ一緒に行った事を覚えている。彼(ラシード)とタッグを組めて嬉しいし、最初の大会で優勝して2人の関係をスタート出来た事は最高。とても基本的な事をやっている。対戦相手の事に集中して練習している。明らかに正しいタイミングの練習で役立っている。


ATP:昨年は初めてトップ50入りでシーズンを終えて、今はトップ20が目前。今季の初めの目標は何だったか?

ディミトロフ:シーズン初めの目標はトップ20入りをする事だった。今季はまだ2大会残っている。今のまま、良いプレーを続けたらトップ20入りするチャンスは大きいと思う。そうならなかったら、今季のここまでの結果を踏まえると、ちょっとがっかりしてしまうかも。


ATP:得意なサーフェスは?自分のテニスの強さは何だと思っているか?

ディミトロフ:もちろんハードコート。インドアも大好き。太陽も風もなく、安定した環境でプレーが出来る。サーフェスが変わると難しさもある。今大会はサーブとフットワークとフォアハンドで優位に展開出来た。それらは、特に練習で重きを置いている事。その成果が出た大会だった。もちろん、その他の事ももっと変えたいとも思っている。そして、次のステップへ進みたい。


ATP:誰をお手本にして、そして誰に影響されてこれまで練習していたのか?子供の頃に好きだった選手は?

ディミトロフ:お父さんからテニスを習った。全てお父さんのお陰さ。P・サンプラス(アメリカ)A・アガシ(アメリカ)R・フェデラー(スイス)のプレーは良く見ていた。若い頃からシングル・バックハンドだったから、特にシングル・バックハンドのサンプラスやフェデラーのプレーはとてもお手本にしていたし、彼等のプレースタイルを見習っていた。誰かの物真似をしたいとは思ってはいなかった。

自分独自のものを持ちたいと思っていた。今の自分のプレースタイルは、今自分がやりたいようにプレーしているだけ。このスタイルはこれからも続けたいし、このまま成長したい。



■関連記事■

《22歳ディミトロフが世界3位フェレール撃破、ツアー初優勝<イフ・ストックホルム・オープン>》

《「ベビー・フェデラー」ディミトロフ、更なる飛躍なるか》

《ヒューイットら指導した名コーチがディミトロフと組む》

《「こんな勝利のために」ディミトロフが王者下す大金星<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》

《ナダルがディミトロフを絶賛「全て持っている」◇モンテカルロ・マスターズ》


■関連動画■

《ジョコビッチが史上9人目の偉業を達成!ATP男子ツアーマガジン Vol.190》

《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.187》

《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》

(翻訳・記事/弓削忠則)
(2013年10月22日11時13分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

12月2日

錦織圭 現役続行の意思明確【独占取材】 (16時19分)

錦織圭 30年続けるテニスの魅力とは (16時18分)

1日8試合できる!混合ダブルス大会開催 (16時16分)

平均年齢50歳以上の団体戦開催! (16時12分)

西岡良仁主催Jr大会 5回目の開催へ (9時39分)

伊テニス界のレジェンド死去 (8時36分)

12月1日

ナダル 故郷マヨルカで初の受賞者に (12時11分)

望月慎太郎「毎日がプレッシャー」 (11時05分)

ムセッティ 23歳で2児の父に (10時02分)

元世界8位 南アフリカで婚約発表 (9時06分)

アルカラス、メッシら祝福 (8時04分)

11月30日

錦織圭 近年のテニス「変わった」 (12時34分)

坂本怜 惜しくも出場権獲得ならず (10時43分)

サンティラン晶 準Vで全豪OP出場逃す (9時40分)

11月29日

イチローがテニス挑戦、錦織圭のサーブ打ち返す (20時52分)

錦織圭 ルーティン「何もない」イチロー驚き (14時54分)

世界6位 東京でオフを満喫 (12時04分)

元世界12位 右肩の手術を報告 (11時06分)

サンティラン晶 四大大会初出場に王手 (10時03分)

宮崎で九州唯一のCH大会開催へ (9時10分)

小堀桃子/清水綾乃組 全豪OP出場へ (8時02分)

【動画】ナダル 故郷マヨルカで受賞、サッカーチームと撮影行う (0時00分)

【画像】ムセッティが2児の父に、インスタグラムで報告 (0時00分)

【画像】南アフリカでプロポーズ!元世界8位ノリー 婚約発表 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!