男子テニスで元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)、
G・モンフィス(フランス)、
JW・ツォンガ(フランス)らトップ選手達のコーチを務めてきたロジャー・ラシード氏が、世界ランク28位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)のトライアル・ペースのコーチとして就任する事が決まった。
22歳のディミトロフは「2014年へ向けての準備の手助けをしてもらうために、しばらくの間、ともに時間を過ごす事に決めた。2人のコラボレーションがどうなるか期待している。」と、意気込みを語った。
今季ディミトロフは、ブリスベン国際男子で自身初となるATPツアー決勝戦進出を果たし、5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子2回戦では、当時世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を下す大金星を飾った。
その後、今季好調の
R・ナダル(スペイン)と今年だけで2度対戦して敗れはするものの、いずれも1セットを奪うなどの活躍をみせていた。当時ナダルは、試合後にディミトロフについて「どんなショットでも打つ事が出来ているし、トップ選手に求められるものは全て持っている。」と、コメントしていた。
また、先週行われた上海マスターズでは1回戦で第12シードの
錦織圭(日本)にストレートで敗れた。
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