HPジャパン女子オープン大会初日、ダブルス1回戦に、
クルム伊達公子(日本)/
C・シーパース(南アフリカ)組が登場し、第1シードの
R・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/
A・スピアズ(アメリカ)組に3-6, 4-6で敗れ、残念ながら初戦で姿を消した。
クルム伊達らは、第1セットで一気に0-5とされて主導権を、第1シードペアに握られ、第2セットでは0-4とされて、試合の行方は決した。
コップス=ジョーンズ/ スピアズ組のコンビネーションが良く、なかなか突破口を見つけられなかったクルム伊達/ シーパース組は、Iフォーメーションやリターンロブなどで揺さぶりをかけたが、相手ペアを追い詰めることはできなかった。結局、クルム伊達/ シーパース組は、セカンドサーブでのポイント獲得率は31パーセントに留まった。
「普通の結果かなと。私達が、別に悪いわけではなかったですし、実力どおりのプレーをされたまでです」(クルム伊達)
昨年は、
H・ワトソン(英国)と組み、大阪でダブルス準優勝を飾ったクルム伊達だったが、その決勝で敗れた相手が、コップス=ジョーンズ/ スピアズ組だった。
「1年間ツアーを戦い、大阪だけに照準を合わせているわけではありません。大阪に特別な思いはありますけど、特にリベンジという、それだけの思いでやっているわけではない。リベンジといって、勝てる相手ではない。毎週毎週、いかに自分のプレーが良くなるかということを考えながらプレーしている」(クルム伊達)
大会2日目に、クルム伊達は、シングルス1回戦で、第7シードの
L・ロブソン(英国)と対戦する。
■関連記事■
《確かな手応えのクルム伊達「悪くない」<東レPPO>》《クルム伊達、敗れるも前向き「怪我を気にせず、不安なく」<東レPPO>》《クルム伊達は互角のテニス披露するも、3年ぶり3回戦進出ならず<東レPPO>》《クルム伊達が第2シード破る金星、元世界4位との準々決勝へ<KDB韓国オープン>》■関連動画■
《歴代のスター選手が集結、WTA女子ツアー設立40周年パーティー(前編)!WTA女子ツアーマガジン Vol.7》(文・写真/神 仁司)