女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は24日、シングルス2回戦とダブルス1回戦で敗れた
クルム伊達公子(日本)が、試合後の会見で今大会を振り返った。
シングルスでは1回戦で予選から勝ち上がってきた
An・ロディオノワ(オーストラリア)と対戦するも、6-2, 4-1とクルム伊達がリードした時点でロディオノワが途中棄権を申し入れ、思わぬ形で3年ぶりに2回戦進出を果たした。
2回戦では過去1勝1敗だった第12シードのS・ストザーに3-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れてしまった。
クルム伊達は「あれだけのトッププレーヤーとやる時は、吹っ飛ばされるケースも考えなければいけない。相手の方が一枚上手だった。」と、ストザー戦を振り返った。
大会全体を通しては「まだアジアシーズン途中段階。怪我を気にせず、不安なく走れるようになっている。」と、クルム伊達。
加えて「試合の中で競った時や、リードした時に同じ事をやっても、勝てるレベルではない。今はただ攻撃的にいくのではなく、ゲームを作る中でポイントを支配するという事にヒントがあると思う。」
今後クルム伊達は、チャイナ・オープン女子の予選に出場する。
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