女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)は予選から勝ち上がってきた
An・ロディオノワ(オーストラリア)と対戦するも、6-2, 4-1とリードした時点でロディオノワが途中棄権を申し入れたため、クルム伊達は思わぬ形で3年ぶりに初戦突破を果たした。
この試合、第2セット途中でロディオノワは腰の痛みにより治療を受けるも、試合を続けることが出来なかった。
2回戦でクルム伊達は、第12シードのS・ストザーと対戦する。
今大会にクルム伊達の他にも、予選2試合を勝ち抜いた
尾崎里紗(日本)が本戦へ出場する。また、
森田あゆみ(日本)、
土居美咲(日本)は初戦突破、
奈良くるみ(日本)は1回戦で逆転負けを喫した。
クルム伊達は、先週行われたKDB韓国オープンで第2シードの
M・キリレンコ(ロシア)に快勝するなど、好調を維持している。
さらに9月23日付けの世界ランキングで、クルム伊達は森田あゆみを抜き、日本勢でトップの60位となった。
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