男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は4日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードで昨年覇者の
錦織圭(日本)は第6シードの
N・アルマグロ(スペイン)に6-7 (2-7), 7-5, 3-6のフルセットで敗れて連覇を逃し、試合後の会見でこの日の試合を振り返った。
「最後は腰が痛くて、どうしようもなかった。その中でも良くやったと言いたいですが、結果が勝負。1セット目はチャンスもあった。」
第1セットをタイブレークの末に落とした錦織は、第2セットもアルマグロにいきなりブレークされる苦しい展開を強いられた。そこから錦織は逆転で第2セットを取り、セットカウント1-1とした。
「2セット目は劣勢の中から挽回出来て、いいリズムだった。けど、最後は体力が足りなかった。」
腰の状態について、錦織は「夏ぐらいから1・2試合やると、動けないくらい痛くなっていた。チェックしたり、休んだりするのが出来ない状態。」と、話した。
今後、錦織は6日から開幕する上海マスターズに出場する予定。
「これから1大会1大会が大切になってくる。今のプレーを続ければ勝てるチャンスが出てくると思うので、なるべく後半まで残っていられるように頑張ります。」
錦織に勝利したアルマグロは、準決勝で第1シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。
■関連記事■
《連覇狙った錦織、アルマグロに阻止される<楽天ジャパン・オープン>》《昨年覇者の錦織圭が頭脳戦制す、ベスト8へ<楽天ジャパン・オープン>》《大逆転の錦織「逆転できたのは応援の力です」<楽天ジャパン・オープン>》《2連覇狙う錦織圭「正直、終わったと思った」<楽天ジャパン・オープン>》■関連動画■
《連覇を懸けて錦織圭が楽天オープンに挑む!ATP男子ツアーマガジン Vol.189》《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.187》《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》(コメントはWOWOWから抜粋)