女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、ハード)は28日、シングルス予選2回戦が行われ、
土居美咲(日本)と
クルム伊達公子(日本)が対戦し、7-6 (7-5), 4-2と土居美咲がリードした時点でクルム伊達が途中棄権を申し入れた。この結果、土居美咲が本戦出場を果たした。
試合後に自身の公式ブログで、土居美咲は「立ち上がりはいいボールを打てていても伊達さんの動きも良く、カウンターで決められてしまう場面が何回もありました。」と、綴った。
加えて「ずっと追っている展開でしたがなんとかタイブレークでファーストをものにしました。今日は上手くスライスを使えたり、ネットでのポイントも何本かあったり変化もつけられていいプレーができていたと思います。何より、ここという大事な所で積極的にポイントを取れていたのが良かったと思います。」と、土居美咲。
本戦1回戦で、土居美咲は
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン)と対戦する。
先週行われた東レ・パンパシフィック・オープンで、土居美咲は1回戦で元世界ランク19位の
V・レプシェンコ(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-0, 7-5の逆転で下し、大会初の2回戦進出を果たしていた。
一方、途中棄権を申し入れたクルム伊達は、自身の公式ブログで「朝から頭痛.....試合中にも頭痛があり、体はなんだかとっても弱い感じ。リタイアは嫌いなので、とっても残念な結果ですが、こんな状態では無理でした。」と、綴った。
また、今大会の予選に日本勢から
奈良くるみ(日本)も出場したが、予選1回戦で予選第7シードのK・プリスコワにストレートで敗れ、本戦出場とはならなかった。
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