女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は24日、シングルス2回戦が行われ、第15シードの
S・キルスチャ(ルーマニア)に1-6, 2-6の完敗を喫した
土居美咲(日本)が、試合後の会見で語った。
対戦したキルスチャについて「もう少しガンガン打ってくると思っていた。ゲームにつなげらなかったのが、相手にプレッシャーを与えられなかった。」と、土居美咲。
この試合、土居美咲はファーストサーブが入った時に48パーセントの確率でしかポイントを獲得出来なかった。これに対し、キルスチャは72パーセントだった。
そして、5度のブレークを許した土居美咲は1時間4分で2回戦敗退となった。
自身のサービスゲームについては「サーブを気にしすぎてしまった。上のレベルにいくためにサーブは必要。武器になるサーブを身に付けていきたい。」と、コメント。
加えて、土居美咲は「サーブのスピードをもう少し上げようとしているけど、私の場合は身長もないので、エースを取るサーブは難しい。なので相手のミートを外して、その後のフォアで決め切るような、次につなげられるサーブを目指している。」
土居美咲に勝利したキルスチャは3回戦で、第3シードの
S・エラーニ(イタリア)をストレートで破った元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。
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