女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、予選2試合を勝ち抜き本戦入りを果たした19歳の
尾崎里紗(日本)は、元世界ランク14位のS・ポンに2-6, 1-6の完敗を喫し、2回戦進出とはならなかった。試合後の会見で、その悔しさを語った。
「今日は半分の力も出せなかった。試合前に緊張していたわけではないけど、試合に入ると足が止まってしまったりして、一昨日までのプレーが出せなかった。元気がなかった事に、反省している。」
今大会で予選から出場した尾崎里紗は、予選第13シードのT・マジェリク(スロバキア)と予選第7シードの
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン)をそれぞれストレートで破り、大会初の本戦出場を果たしていた。
この日、尾崎里紗はファーストサーブが入った時にわずか29パーセントの確率でしかポイントを獲得する事が出来なかった。そして、ポンに6度のブレークを許してしまった尾崎里紗は、52分で敗れてしまった。
大会全体を通して尾崎里紗は「自信がついた。」と、確かな手応えを感じていた。
今後については「自分が武器としているフォアをもっと磨いて、相手にプレッシャーを与えるプレーをしたい。」
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