女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は21日、予選2試合を勝ち抜き見事本戦入りを決めた世界ランク200位の
尾崎里紗(日本)が、試合後の会見で喜びと本戦への意気込みを語った。
「このような大きい大会で最後勝ち切る事が出来たのは、自信になりますし、すごく嬉しい。」
19歳の尾崎里紗は、予選1回戦で予選第13シードのT・マジェリク(スロバキア)を6-0, 6-4のストレートで下し勢いに乗ると、予選2回戦では予選第7シードで元世界ランク54位の
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン)にも6-1, 6-4のストレートで破る快勝で、本戦出場を決めた。
予選2回戦で第1セットを先取した尾崎里紗は、第2セットでソレル=エスピノーサにリードを許すも、試合の流れを引き戻す事に成功した。
ソレル=エスピノーサ戦について「出だしは予選決勝という事で緊張していましたが、フォアハンドのウィナーも良くて、全体的にリラックス出来た。」と、振り返った。
「スピン系のボールを打ってきた。やりにくくはなかったけど、積極的な時もあったので厳しい時もあった。でも、それを上回るプレーを第1セットでは出来た。」
現在行われているKDB韓国オープンで予選を勝ち抜いた尾崎里紗は、本戦1回戦で
An・ベック(ドイツ)に対しサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも悔しい逆転負けを喫して、東レ・パンパシフィック・オープンの予選に出場した。
「今大会に入る前の2大会では予選を上がっていたので、今回も自信はあった。」
また、本戦に向けては「今はすごくいい調子出来ているので、なるべく強い選手とあたって勝っていければいいと思う。」と、尾崎里紗。
今大会の本戦には尾崎里紗の他にも、
クルム伊達公子(日本)、
森田あゆみ(日本)、
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)が出場する。
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